リーガルについてもICT関係の条項が出てくる。<行政書士ってナニ? IT翻訳編>1
- 真栄里
- RIE、ジャバってなんだ?
- RIE
- えっ?
刑務所の外のことですけど?
RIEは塀の中に行ったことないのでシャバのありがたみはよくわかりませんけど(笑)
先生は塀の中に行ったことありますか? - 真栄里
- あるよ!
- RIE
- え〜〜〜!
先生って前科持ちだったんだ…
真面目そうに見えるだけ… - 真栄里
- いやいやいや、前科なんかない。
大学の時に、ゼミで刑務所の見学に行ったんだよ。 - RIE
- なんですか、それは!
びっくりさせないでくださいよ。まったくもう💢
見学に行っただけじゃないですか。 - 真栄里
- 規律正しかったよ、刑務所は。
あっ、でも注意事項が一つあった。 - RIE
- 財布は持ってくるなとかですか?
- 真栄里
- 全然違う。
ゼミ生に女性もいたんだが、その女性を男性で囲むようにして見学します、と言われて、そのとおりにしたんだよ。 - RIE
- あ〜〜、なるほどぉ…
女性刑務所はまた別にありますからね。
刑務所は、未だに男女別ですもんね。 - 真栄里
- だな。
- RIE
- はっ!
国が男女差別していて違憲とか争う人出てきませんかね? - 真栄里
- そんな争いするやつなんか出てこないだろ。
- RIE
- だって、国が男子校とか作ったら違憲になるんじゃないですか?
- 真栄里
- それはそうだろうな。
でも、教育と刑務所では趣旨が全く異なるから同じ論理で違憲審査基準が定立されることはない。合憲の結論になるはず。 - RIE
- まぁ、さすがに男女共同の刑務所は管理が大変でしょうからね。
- 真栄里
- というか、おれは、ジャバの話を聞こうと思ったのであって、それがなんで刑務所の話になってるんだよ💢
- RIE
- JAVAですか?
コンピュータ用語がどうしたんです?
プログラム言語でも勉強するんですか? - 真栄里
- そんなわけないじゃないか。
リーガル翻訳で最近よくプログラムに関する条項が出てくるんだよ。 - RIE
- そなんですね。
今やIT(ICT)技術がないと仕事できませんからね。
リーガルについてもICT関係の条項が出てくる。 - 真栄里
- そうなんだよ。
- RIE
- わかるんですか?プログラム関係の話。
- 真栄里
- 正直わからない。
日本語で読んでもプログラミングの本はちんぷんかんぷんだからな。 - RIE
- そしたら、翻訳できないんじゃないんですか?
- 真栄里
- そこは違うんだよ。
おれが翻訳しているのはあくまでも契約書などのリーガル分野であって、決してプログラム言語の教科書の翻訳とかの話ではないから、プログラムの話がまったくわからなくても、リーガルの翻訳をするのに必要な限度でプログラムの話が分かっていればいいわけだ。
だから、Javaが何のためにあって、どういう機能を果たしているのか、ということを知っている必要はない。
Javaというのがプログラム言語なんだ、ということさえわかればある契約条項では十分だということもあるわけで。
そうであればJavaはそのままJavaとして訳しておけば足りる。 - RIE
- IT関係の話はRIEに任せてください!
チェックもできますし。 - 真栄里
- それは頼む。
いつも頼んでいるけどな。
ダブルチェックで専門家のチェックが入ると訳文の正確性が完璧になるから。 - RIE
- チェック料、毎度ありがとうございます。
なんなら、ICT関係のレクチャーしてあげましょうか?
---次話へ続く---
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