贈与

常識は疑ってるけど…<行政書士ってナニ? 権利論>7・贈与

贈与

評価の贈与

真栄里
社会的名誉なるものは評価する側の権利行使の結果の集積なんであって、評価される側はなんらコントロールできないからといって、名誉権が保護されないということにはならないんじゃないか?

RIE
どういう屁理屈を使うんです??
真栄里
屁理屈って言うな!
簡単だよ。
評価者が、被評価者に一定の評価を贈与していると考えればいいんだよ。
そうすれば、贈与された評価について、被評価者はその評価を自分でコントロールすることができることになるはずだ。
そこで、名誉権が保障されるってことになるわけだ。
RIE
やっぱり屁理屈じゃないですか(笑)
ってか、そこまでしないといけないのがそもそもおかしいわけで。
思考実験もほどほどにしないと日常生活に支障が出ますよ。
ってか、先生はもう日常生活に支障が出ています。
真栄里
ちゃんと生活できてるよ。
RIE
できてないでしょうが!
第一に、RIEの話を聞いてない。
何か考えながらてきとーに聞いてるでしょ。上の空なんですよ。
何も考えない時間を作るべきだと思います。

白紙

真栄里
それは包丁研ぎで実践してる。
包丁研ぎしてる最中は、包丁の刃先に集中してて頭の中は白紙。
めっちゃ気持ちいいぞー。
本を読むことと包丁研ぎ以外の余暇はいらないね。
RIE
誰もそれに付き合えないでしょ、RIE以外は。
真栄里
いいんだよ、どれも一人でする趣味なんだし。
RIE
RIEが理解あってよかったですね。
名誉権の話とか変な話はRIEしか聞けませんよ。
他の人にそんな話をしようもんなら次から先生に話しかける人いませんからね。
真栄里
いるし、東京行けば哲学分科会があるし!
RIE
東京は遠いし!
でも、先生が東京に行くっていうのならRIEも行きますし!
先生が東京人に迷惑をかけないように監視しながらだし。

常識人

真栄里
こらこら、俺は常識人だから。
常識は疑ってるけど、とりえあず、常識に従って生きているから。
自分の社会的評価を害さないように注意していると思っているし。
RIE
考えたら、名誉権って社会的名誉を侵害された場合に問題となりますけど、社会的名誉のせいで窮屈な生き方を強いられるって面もありますよね?
真栄里
おー、いいこと言うねぇ。
社会的名誉のないRIEが(笑)

---次話へ続く---

地獄への道<行政書士ってナニ? 権利論>6・天国

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
日頃からのご支援、誠にありがとうございます。
沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
特定行政書士や行政書士の仕事について少しでも多くの方に理解していただきたく、下記のブログに参加しております。
応援クリックをよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ

One Reply to “常識は疑ってるけど…<行政書士ってナニ? 権利論>7・贈与”

  1. ピンバック: 自己評価

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。