【日本人も英語をインストールすれば良いんじゃないですか?】<行政書士ってナニ? 秘密の作業場編>4
- 真栄里
- 和文英訳の際の初めのステップはどうだった?
- RIE
- 
RIEは行政書士になりたいと言っているのに、どうして勉強をしないんだろう? という日本語を次のような日本語に変換しました。 RIEは行政書士になりたいと言っているにもかかわらず、勉強しない。どうしてだろうか?私には理解できない。 
- 真栄里
- そう。
 このステップが初めのステップなわけ。
 このステップが上手くできていれば後は比較的スムースに進む!
 で、次は何をすると思う?
- RIE
- いよいよ、英語に翻訳します!
- 真栄里
- そうなんだけど、まずは、訳語を決定しないといけない。
 
 ”なりたい”
 ”言っている”
 ”勉強しない”
 ”どうしてだろうか?”
 ”理解できない”
 
 などの訳語を決めるんだ。
- RIE
- それくらいの訳語ならRIEでもできます。
 
 ”なりたい”=want to become
 ”言っている”=say
 ”勉強しない”=don’t(doesn’t)study
 ”どうしてだろうか?”=why?
 ”理解できない”=can’t understand
 
 です。
- 真栄里
- おっ、いいねぇ。
- RIE
- で、いよいよ、英語に翻訳するんですね?
- 真栄里
- まだ、不十分だ!
 変換された日本語を英語の構造に合うように構成し直さないといけない。
- RIE
- え~?
 まだですかぁ?
 いったい何ステップ踏む必要があるんですかぁ?
 疲れるんですけど・・・
- 真栄里
- 俺たちは日本人で、英語ネイティブじゃないから、英語ネイティブが無意識にしていることを理屈にして理解していかないと英語は分からないんだよ。
 文法の理解が大切ということ!
- RIE
- でも、文法教育の弊害で日本人は会話ができなくなったという事実がありますよ。
 実際、今の教育では文法にはあまり重きを置いていないじゃないですか!
- 真栄里
- そこは色々な見解があるな。
 たしかに、文法教育の弊害はあったんだろう。
 しかし、それは文法教育が間違っていた、ということを意味しないと思うんだよ。
- RIE
- 文法に気を遣いすぎて、日本人はとっさの会話ができなくなったんですよ。
- 真栄里
- それは分かる。
 だが、それは文法教育のせいではない。
 会話のトレーニングをしてこなかった教育制度のせいだろ?
- RIE
- でも、ネイティブは、文法から習いませんよ。
 まずは会話です。
 そこで色々な表現を覚えていくんです。
 だから、初めて英語を習う私たちも文法ではなく会話から入るべきでは?
- 真栄里
- 文法教育に批判的な人達が良く言うことだな。
 しかし、そもそも、英語ノンネイティブにとっては既に英語以外の母語がインストールされている。
 母語を無視して英語を学ぶことは困難だ。
 文法を意識せずに英語を理解し話せるのはその英語がインストールされたネイティブだけと言って良い。
- RIE
- だから、日本人も英語をインストールすれば良いんじゃないですか?
- 真栄里
- 日本語と英語の2つをインストールすることは逆にとても大変なことだと思うよ。
 考えてみ、パソコンにOSをインストールするのだって、2つのOSをインストールするのってとても大変だよ。
 そもそもWindows OSとMac OS(Intel Macは除くけど)は共存できない。OSの基盤が違うから。
 日本語と英語も発想がそもそも違うから、この2つの言語を同じようにインストールするのは困難だと思うよ。
 間違うと、どっちも中途半端になる。
 RIEもなかなか英語教育に関する情報を知っているようだけど、RIEには賛成しかねるな。
- RIE
- アガ・ムバディのように別のチップを自分の脳に組み込むしかないかぁ・・・。
- 真栄里
- ん?
 アガ?
- RIE
- いえね、アガ・ムバディというのは、『銃夢 Last Order』というマンガに出てくる登場人物の話です。自分の脳以外に3人の天才の脳チップを自分の頭蓋内に備えた悪者ですよ。「三重の者(トリニダード)」っていう異名を持っているんです。
 彼なら別言語をインストールすることも簡単なのになぁ、と思いまして。
- 真栄里
- おい、何か有名な人かと思いきや漫画かよ!
 そんな映画みたいな話があるわけないだろ!
- RIE
- いえ、だから漫画ですって。
- 真栄里
- ・・・
 はぁ・・・
- RIE
- なんか、『銃夢』の話になりましたけど、今何の話をしてましたっけ?
 RIEは賢いって話?
- 真栄里
- おい ゛(`ヘ´#)
---次話へ続く---
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