無理筋です<行政書士ってナニ? 焚書編>1
- 裁判官
- 判決を言い渡す。
被告人は前へ。
主文:被告人を無期懲役に処す。 - 心中(R)
- え〜!
なんでRIEが刑務所???
これは夢、夢に違いない!!
でも、助けて、先生〜! - RIE
- 先生、助けて〜。
はっ( ゚o゚) - 真栄里
- なんだ?
困ったことでもあったのか? - RIE
- RIE、無期懲役の有罪判決受けました…
- 真栄里
- はぁ?
まぁ、そりゃ当然だろうな。
仕事中に寝てるんだから。
終身刑でもいいくらいだ。 - RIE
- RIEが死ぬまで先生の側にいる刑ですかね?
- 真栄里
- それでは俺への刑罰になるだろ?
- RIE
- はい?
なんですって??
先生一人だとそのうち餓死しますよ!!
RIEがいたから先生は助かっているんです! - 真栄里
- そんなことよりなんで、無期懲役刑なんだ?
何をした? - RIE
- いえね、先生の本をRIEがわざと燃やしたものですから。それでなぜか有罪に。
焚書罪だとか何とか… - 真栄里
- な、何〜(`ヘ´#)
無期懲役や終身刑では甘すぎる。 - RIE
- え〜、ひど〜い( ̄□ ̄;)!!
本を燃やしただけじゃないですか。
今の日本では大した罪にはならないでしょう? - 真栄里
- 俺があらゆる理屈を使って、重罰を科す!
殺人罪とかを適用する。 - RIE
- ぷっ(≧m≦)
いくら何でも無理筋です。
絶対無理です。
頭大丈夫ですか?
だって、RIEは先生の本を燃やしただけで、先生の命を奪ったわけじゃないですから。 - 真栄里
- い〜や、俺の知識を奪った。
俺が本に線を引いたり書き込みをしたりしていることを知ってるだろ?
あれは、後で読み返す時に記憶を喚起するためなんだから、その本がないとその知識は永遠に失われることになる。
人間は、日々獲得する知識の積み重ねで形成されていくのだから、俺の知識を奪ったことは過去の俺を奪ったことになる。
その本を読んで知識を得た過去の俺はこの世から消滅したんだ。
それは、RIEが俺の本を燃やすという焚書行為をしたからだ。
RIEの焚書行為から過去の俺がこの世から永遠に消滅したのだから、それは、過去の俺を殺したに等しい。
よって、RIEには、殺人罪が成立する! - RIE
- はぁ??
---次話へ続く---
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
日頃からのご支援、誠にありがとうございます。
少しでも多くの方に読んでいただきたく、下記2つのブログに参加しております。
何か感じるものがございましたら、クリックをお願いいたします。
お手数をお掛けしまして申し訳ありません。ありがとうございました。