正社員になったばかり…＜行政書士ってナニ？ 人工知能編＞２
- 真栄里
- RIEもこの事務所を首になるかもよ？
- RIE
- え～～!
- RIE
- な、何故？
RIE、正社員になったばかり… - 真栄里
- 今日、明日の話じゃないよ？
遠い将来？
いや近い将来？
の問題さぁ。 - RIE
- 人工知能なんてものができてもRIEの代わりはできないです!
できないはずです。
できないと思います。
できないかも… - 真栄里
- ぷっ（笑）
弱気の四段活用？
だんだん弱気になってきてるけど？ - RIE
- ま、ともかくRIEはAIなんかに負けません。
- 真栄里
- そうかな？
今のAI技術は凄いことになってるんだ。
人間の全脳を移し替えて（エミュレーション）、その移し替えられた脳を物理的なロボット身体とつなぎ合わせる方法が真剣に議論されているんだよ（マレー・シャナハン「シンギュラリティ 人工知能から超知能へ」（NTT出版、2016年））。
これにより人間とそっくりの、いや人間よりも知能の高いロボットが誕生する。 - RIE
- SF？
- 真栄里
- いや、現実。
決してフィクションではない。 - RIE
- でも、そんなロボットができてもRIEがやっている仕事を代わりにそのロボットがすることはできないと思いますよ？
結構複雑なんですから、RIEがやっている仕事は! - 真栄里
- ふ～ん、どういう仕事をしているんだ？
将棋よりも複雑な仕事か？ - RIE
- それはそうですよ。
人生、常に心理戦です。
ちなみに、RIE、将棋強いですよ! - 真栄里
- でもその将棋でプロ棋士がコンピューターに負けている現実もあるからな。
RIEがやっている仕事なんてすぐに人工知能に取って代わられるかも…よ？ - RIE
- そこまでいうのでしたら、RIEの仕事の一端をお見せしましょう。
まずは、RIEが担当している行政書士のお仕事です。（１）役所に必要書類を取りに行くこと
（２）役所に必要書類を出しに行くこと
（３）役所への往復をバイクですること
（４）え～と…
－－－次話へ続く－－－
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