チェック

自動変換機能は要注意<行政書士ってナニ? チェック作業編>1・黙字

チェック

契約書チェック

RIE
契約書の原案作ったので、確認お願いします。
真栄里
あ、OK


---確認中---


真栄里
誤字脱字に赤でチェック入れてるから。
RIE
え?
こんなに??
真栄里
意外にあるもんだろ?
RIE

ですね。
菓子担保責任とか(笑)
真栄里
笑い事じゃないし。
お菓子の担保責任ってなんなんだ?
まったく意味わからん。
RIE
ですね。
お菓子食べたかったのかも。
にしても、自分では気が付かないものですねぇ。

自動変換機能

真栄里
人間だからな。
とくに、パソコンの自動変換機能は要注意だ。
手書きであれば意識して書くから間違いは少なくなるだろうが、自動変換だと頭ではわかっているわけだから思わず正しいものとして見逃してしまうことが多々あるから。
RIE
よく気が付きますね、先生。
真栄里
変換ミスしやすい単語とかわかってるからな。
パッと見て、「ん?」このページになんか違和感あるって感覚を覚える場合は、間違いなく、誤字脱字があるな。
RIE
えー!
超能力者じゃないですか。
真栄里
文字の形に違和感ある部分ってのがあるんだよ。
で、ちゃんとみると何かが抜けているとか、誤字だったりとか。
RIE
それはそれで特殊能力です。

黙字

真栄里
翻訳で、チェック作業をよくするからな。それもあるだろう。
英語は、母語の日本語ほどのなじみはないから特に要注意だ。
英語には黙字もあるからな。

Knock

とかの [k]
クノックではなく、ノックでkは発音しない。

RIE
ややこし!
なら [nock] でいいのに。
真栄里
それだと、「矢をつがえる」とかいう別単語になるし。
黙字にはそれなりに語源があって歴史があるんだよ。
西暦700年~1100年の古英語時代には、knock は [cnocian] という綴りだったんだ。
で、中高ドイツ語 (1050~1350年頃) では、[knochen] だった。
古ノルド語(ヴァイキング時代、700年代~1100年頃)では [knoka] だった。
中高ドイツ語や古ノルド語の [k] が英語でも使われるようになっての [knock] なんだよ。
RIE
あ~~
単語の歴史はめんどい~

---次話へ続く---

前回のブログもご一読いただけると幸いです。
書かれた文字がすべて<行政書士ってナニ? 論理編>法論理 2

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