「あちらを立てればこちらが立たず」ですね<行政書士ってナニ?業務相談>遺産相続・7<終>
- RIE
- 共同相続人の話し合いで寄与分を決めることができなら、簡単に話はまとまりそうですね。
- 真栄里
- それはどうかなぁ。
どれだけ寄与したかの話し合いがそんなにすんなりいくとは思えないんだけど・・・ - RIE
- 何故ですか?
- 真栄里
- だって、寄与分が大きくなると、それだけ相続財産が減るわけだ。
寄与者以外の相続人にとってそれは都合が悪い。
逆に、寄与分が小さくなると、それだけ相続財産は増える。
今度は寄与者にとって都合が悪い。 - RIE
- 「あちらを立てればこちらが立たず」
ですね。 - 真栄里
- そうそう。
だから、寄与者とそれ以外の相続人とで争いになることも多いんだ。 - 相談者
- 当事者間での話し合いがまとまらないと裁判ですか?
- 真栄里
- いえ、まずは家庭裁判所での調停になります。
第三者を入れて冷静に話し合う場をまずは設けることになっています。 - 相談者
- 調停でもまとまらない場合はどうなりますか?
- 真栄里
- そうなると、裁判になりますね。
- 相談者
- そうですか。
寄与分があったとしても、せめて調停で終わりたいですね。 - 真栄里
- そうですね。
- 相談者
- 分かりました。
今のところは、今日の相談でなんとかなります。
母や他の兄弟に今日の相談結果のことを報告して遺産分割の話し合いをしたい思います。
まとまれば、遺産分割協議書を先生に作成していただきたいのですが? - RIE
- はい!
それはもちろん!! - 真栄里
- RIE・・・
頼まれたのは私ですけど? - RIE
- まあまあ、【真栄里孝也行政書士事務所】は先生の右腕のRIEが結構支えているわけですから。
- 相談者
- あはは。
しっかりした助手ですね。
ありがとうございました。
それでは、失礼いたします。 - 真栄里
- こちらこそ、ありがとうございました。
- RIE
- お疲れ様でした~。
- RIE
- しかし、遺産の問題って大変なんですね。
遺言を残さないと、残された人が遺産を巡って骨肉の争い・・・になるかも。
まるでドラマです。 - 真栄里
- たしかに、ドラマのネタになるような争いも中にはあるけどね。
財産をたくさん持つ人は自分の死後のことを考えて打てる手は打っておくのが最善の策だよ。 - RIE
- たしかにそうですね。
でも、先生はそんな心配いりませんね(⌒-⌒) - 真栄里
- なっ(-_-メ;)
- RIE
- 自分の死後の心配より、これから老後を迎えるにあたってまずお嫁さんを見つけないと。
- 真栄里
- それこそ無用の心配だ。
俺はまだ若い!! - RIE
- ”はず”
先生の心の声を付け加えました( ̄▽ ̄) ニヤ
-----相談者帰宅-----
---業務相談・遺産相続<終>---
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
日頃からのご支援、誠にありがとうございます。
少しでも多くの方に読んでいただきたく、下記2つのブログに参加しております。
何か感じるものがありましたら、クリックをお願いいたします。
お手数をお掛けしまして申し訳ありません。ありがとうございました。
遺産分割協議書については、下記バナーもご覧ください。
遺産分割協議書がないとどうなるか等の情報がございます。