じゃあ、日本語の契約書作っても意味ないじゃないですか!<行政書士ってナニ? 英文契約編 1>
- RIE
- ただいまです。
陸運局で名義変更の申請をしてきました。
今日もとても暑かったです。
日焼け止めをたっぷり塗って行ってきました。
こんな暑い日は海に行きたいですね、先生? - 真栄里
- いや全く行きたくない。
こんな日は、クーラーの効いた室内で仕事をする方が100倍良い! - RIE
- 海は嫌いですか?
- 真栄里
- 嫌いだね!
あんな日差しの中で海へ行くなんて自死行為だ。
泳ぐのも全然楽しくないし。 - RIE
- ははぁ~~、さては先生かなづちですね?
間違いない!私の感はあたるんですよ。 - 真栄里
- ・・・
そんなことはない! - RIE
- あ~、やっぱり。
今目をそらしましたもん。 - 真栄里
- そんなに海に行きたいなら、一人で海に行けばいいじゃないか。
- RIE
- いいんですか?
RIEが一人で海に行ったら、ナンパされまくりですよ? - 真栄里
- なんで?
- RIE
- “なんで?”って、RIEが可愛いからに決まっているじゃないですか?
何言ってるんですか? - 真栄里
- “蓼食う虫も好き好き”って諺が・・・
- RIE
- しつこいですよ、その諺!
- 真栄里
- まっ、妄想はそのくらいにして・・・
え~と、今日は、クライアントが来るんだった!
準備をしなければ。 - RIE
- (また、話をそらしてる。まったく!)
どんな案件でしたっけ? - 真栄里
- 外国人向け中古住宅の売買契約書の作成だ。
- RIE
- 売り主、買い主ともに日本人なんですか?
- 真栄里
- いや、売り主は日本人だが、買い主は外国人だ。
- RIE
- その外国人の方は、日本語が分かるんですねぇ。
- 真栄里
- いや、ほとんど分からないらしいよ。
- RIE
- じゃあ、日本語の契約書作っても意味ないじゃないですか!
- 真栄里
- そうだね。
- RIE
- “そうだね”って、何のんきなことを!
どうするんですか? - 真栄里
- しょうがないから英語で契約書を作るしかないよね。
- RIE
- え?
先生、英語で契約書を作ることが出来るんですか? - 真栄里
- うん、まあね。
- RIE
- マジですか!?
人は見かけによらないですね! - 真栄里
- あぁ(怒)?
- RIE
- でも、RIEだってローマ字で日本語を書くこと出来ますよ!
- 真栄里
- 何バカなことを!!
日本語をローマ字で書いたからといって彼らが理解できるわけないだろ!
文法も単語もまったく違うんだからさ(怒)。 - RIE
- そりゃそうでしょうねぇ。
マジになりすぎですよ、先生!
さて(冷やかしはこれくらいにして)RIEは、来客出迎えの準備をしま~~す。 - 真栄里
- まったく・・・
---次話へ続く---