【そういう思考では、犯罪まがいの人からの依頼を断るコツなんて習得できないよ~?】<行政書士ってナニ? 辞退編>4
- 真栄里
- コツと言っても特別なことがあるわけじゃない。
ただ、”原則”と”例外”に気をつけて日々の勉強をすることが、適法・違法の境界を見極めるコツだ。 - RIE
- えっ?
それだけ?? - 真栄里
- ”それだけ??”だって?
RIEはそれすらできていないのにな? - RIE
- いや、もっとスパッと切れる包丁みたいなコツをイメージしていたんで、ちょっと拍子抜けしました。
- 真栄里
- そんなのあるわけないじゃん。
そもそもスパッと切れる包丁だって、とても手入れに気をつけないといけないし。
おっ、包丁で思い出した。
最近良い中華包丁を買ったんだけど、これがスッゴイ切れるんだ。
産毛まで切れるんだぞ~。カミソリ並みの切れ味!
良いだろ~ - RIE
- 先生、料理しないじゃないですか!
包丁なんて要らないでしょう?
大丈夫ですか(頭)? - 真栄里
- 包丁が好きと言うよりも包丁研ぎが好きなんだよ。
砥石で納得いくまで研ぐのさ。 - RIE
- なおさら意味不明です。
今時砥石なんて家にありませんよ。
私も言葉を知っているだけで「砥石」なんて見たことありません。
シャープナーで十分です。 - 真栄里
- ふん、これだから素人は困るんだよ。
シャープナーで研いでもその効果は直ぐになくなる。
というか、シャープナーを使えば使うほど、だんだんとなまくらな包丁になっていくんだよ。
知ってた? - RIE
- そんなの知るわけないじゃないですか ゛(`ヘ´#)
長く持たなくても今使えれば良いんです。 - 真栄里
- そういう思考では、犯罪まがいの人からの依頼を断るコツなんて習得できないよ~?
- RIE
- 包丁の話とそのコツは関係ないと思うんですけど?
- 真栄里
- おおありさ。
今が良ければ良いという意識で勉強していると、”原則”と”例外”に気をつけて勉強するなんて気持ちにならないだろ?
”原則”と”例外”に気をつけた勉強は少々時間がかかるんだが、今の目の前の問題を解くことだけが目的ならそういう勉強は邪魔ということになるからな。
しかし、そういういい加減な気持ちで勉強していると問題の解決が行き当たりばったりになるんだ。
結局、試験も合格レベル前で足踏みということになる。 - RIE
- 自分で解決できないなら他の同業者に聞くという手もあります。
- 真栄里
- うん、たしかにそういう手もある。
そういうネットワークがあるのなら使うのも良い。
しかし、人に聞いてばかりというのも辛いぞ。
お互いに「Give and Take」の関係にならないと。
そのためには、どうすれば問題を解決することができるかという問題解決能力を鍛えることが受験時代から必要だと強く思うよ。
---次話へ続く---
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