【離婚って大変なんですね。特に国際離婚は・・・】<行政書士ってナニ? 国際離婚編>5・終
- RIE
- お願いついでにもう一つ。
クッキーもおごってください、お願いします。真栄里先生m(._.)m - 真栄里
- はぁ
俺の聖域には土足で入るは、何か知らない飲み物はおごらされるは、今度はクッキー?
なんて子だ! - RIE
- 社員の慰労のためだと思って。
”Give and Take”
です。 - 真栄里
- RIEの場合、
”Take and Take”
だろ?
ジャイアンか? - RIE
- 失礼な!
しずかちゃんです!!
ここで、RIEにクッキーもおごれば、RIEの中で、先生の地位はすごくあがりますよ(^^) - 真栄里
- いくらだ?
- RIE
- 250円です。
- 真栄里
- じゃ、はい。これで買っておいで。
(300円を渡す) - RIE
- やったー!
ありがとうございます。 - 真栄里
- (これでやる気が出るのなら安いものだ)
- RIE
- クッキーください。
- 店員
- 250円です。
ありがとうございます。 - RIE
- クッキーごちそうになります。
先生も一口食べますか? - 真栄里
- いや、遠慮しとく。
甘すぎる。 - RIE
- 話を戻しますけど、
日本で裁判離婚すれば、アメリカでも効力を持つんじゃないですか? - 真栄里
- それはその通り!
- RIE
- だったら、甲さんは妻のAさんと日本で裁判離婚をすればいいわけですね。
- 真栄里
- でも、Aさんと甲さんは離婚することに合意しているんだろ?
- RIE
- はい。
- 真栄里
- だったら訴訟しようがない。
- RIE
- いえ、アメリカで効力を持たせるためにあえて離婚訴訟を提起すればいいんじゃないかですか?
- 真栄里
- そんな金も時間もかかることわざわざしなくても、「調停離婚」というものをすればいいんだよ。
- RIE
- 聞いたことあるようなないような?
どういった制度なんですか? - 真栄里
- 簡単に言うと、訴訟ではないが、家庭裁判所が関与して、両当事者合意の上で離婚をする制度だよ。
- RIE
- その「調停離婚」であれば、アメリカでも効力が認められるというわけですね。
- 真栄里
- アメリカの国際私法は知らないが、一定要件を充たす限りアメリカでも有効だと一般的に考えられているようだ。
- RIE
- なるほど。
甲さんはAさんと「調停離婚」をすればいいというわけですね。
あとは、調停離婚で決まった合意事項を英文に翻訳すると。
これで、Aさんもちゃんと合意内容を理解できるし、円満に解決するということですね。
しかし、離婚って大変なんですね。特に国際離婚は・・・。
まっ、結婚してない先生には論理的に離婚なんて全く関係ないですけどね。
あっ、もしかして、離婚の可能性を考えて結婚していないとか? - 真栄里
- なんだそれ?
そんなわけないだろ!
俺の眼鏡に適う女性がいないというだけで。 - RIE
- ふ~ん。
じゃ、事務所におみやげを買って帰りましょうよ。
ここのケーキも美味しいんですよ。
もしかしたらケーキ屋さんより美味しいかもデス。 - 真栄里
- はぁ?
まだ食べるの?
食べるんだったら暗記パンにしたら?
-----レジにて-----
-----テーブルへ戻る-----
---終---
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