ところがだ、日本語の本だろうが、Kindleでの出版はアメリカamazonとの契約になるんだ。<行政書士ってナニ? Kindle編 2>
- 真栄里
- 電子書籍を作るには、まず何といっても原稿を書く必要がある。
- RIE
- それはやっています。
- 真栄里
- そうだろうが、何を使って書いているんだ。
- RIE
- 無料のてぃーだブログで書いていますよ。
- 真栄里
- それをどうやって電子書籍化するんだ?
- RIE
- できないんですか?
- 真栄里
- そのままでは無理だな。電子書籍用の編集ソフトがあるからそれで書くといい。
電子書籍のファイル形式は「EPUB」や「AZW」形式があるんでそれらに対応したソフトを使ってデータを作成するんだ。 - RIE
- ワードではだめですか?
- 真栄里
- だめではないが、ワードで作ったデータをそのまま電子書籍にしてもきれいにデザイン出来ないことがある。ワードは電子書籍用のソフトではないからな。
「Sigil」という無料の編集ソフトがあるからそれを使うのもいいんじゃないかな。
でも、まあ、正直それは行政書士の仕事ではないな。
出版したい各人が作成すべきだろう。 - RIE
- それはそうですね。
じゃ、先生は何をするんですか? - 真栄里
- 電子書籍を作ったあとは、それを出版するわけだが、その出版手続きがややこしいのさ。
- RIE
- amazonさんに出版してくださいってお願いするだけですよね?
- 真栄里
- おおざっぱにいうとそうだが、誰にお願いすると思う?
- RIE
- それは、amazonさんですよ。
- 真栄里
- どこのamazon?
- RIE
- え?日本のamazonに決まっているじゃないですか!
私、日本語の本を出すわけですから。 - 真栄里
- ところがだ、日本語の本だろうが、Kindleでの出版はアメリカamazonとの契約になるんだ。
- RIE
- ?
ということは、英語が分からないとKindleでの出版はできないと? - 真栄里
- いや、そうではない。日本語で手続きができるからそこは問題ない。
- RIE
- じゃあ問題ないじゃないですか。
- 真栄里
- 大アリだよ。
RIEがそのブログをKindleで出版したとする。
その本が何故か爆発的に売れたとしよう。そうし・・・ - RIE
- ちょっ、“何故か”という表現はやめてくれます?
傑作だと思うんですけど。 - 真栄里
- とにかく、爆発的に売れたとしよう。
そうしたら、RIEはどうなる? - RIE
- そりゃあ、もちろん印税いっぱいもらって「右うちわ」状態で楽しく遊んで暮らしますよ。
- 真栄里
- 間違いがありすぎてどこからつっこんでいいやら・・・。
(1)まず、「右うちわ」じゃない!「左団扇」だ。大学生にもなってことわざを間違うんじゃない!一般教養レベルだぞ。
(2)次に、印税がいっぱいもらえるかはあやしいぞ。 - RIE
- え、だって、たとえば、1,000円で出版して100万部売れたとします。
そうすると、合計10億円です。印税が10パーセントだとするとRIE、1億円もらえますよ。 - 真栄里
- なんという想定だ。そんなに売れるわけがない。
そんなに売れるんだったら、そもそも大手出版社がRIEに出版依頼しているだろう。 - RIE
- RIEはまだ無名だから大手出版社がRIEの存在を知らないだけです。
- 真栄里
- (幸せなヤツだ・・・)
まあいいや。
ちなみに、Kindleの印税(ロイヤリティー)は35パーセントと70パーセントを選べる。 - RIE
- え~え~!?
そしたらRIEの取り分は、え~と3億5千万千とか、7億円とか?
すごーい。RIE超金持ちです。 - 真栄里
- ところがだ・・・
- 真栄里孝也行政書士事務所では電子書籍出版代行も行っております。
別途手数料がかかりますが「Sigil」での変換作業も可能です。お問い合わせください。
---次話へ続く---
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