印税で35パーセントとか70パーセントとかヤバくないですか?<行政書士ってナニ? Kindle編 3>終
- RIE
- 印税で35パーセントとか70パーセントとかヤバくないですか?
RIE超金持ちになりますよ。
先生を養うことだってできます。 - 真栄里
- おいおい、なんで俺がRIEに養われないといかんのだ!
そんな世迷言はさておき、さっきも言ったが、何もしないでいると、そんなに貰えないぞ。 - RIE
- 3億5千万、7億、3億5千万、7億、3億5・・・
- 真栄里
- うるさい!!
ちゃんと聞いてるか?
印税(ロイヤリティー)にアメリカ政府から税金がかかるんだよ。 - RIE
- え~?
って、それはそうじゃないですか。 - 真栄里
- 何パーセントか知っているか?
- RIE
- そりゃ、消費税くらい、たぶん8パーセントくらいじゃないですか?
- 真栄里
- 30パーセントだ!
- RIE
- 30パーセント?
高すぎやしませんか?
私の印税から30パーセントがアメリカ政府に盗られちゃうんですか? - 真栄里
- おい、“盗られちゃう”って人聞きの悪いことをいうんじゃない。政府というのは、税金を取る権限がちゃんとあるんだよ。
- RIE
- わかってますよ。ここだけの話ですって!
ということは、印税で入ってくるのが7億の場合、2億1千万円がアメリカに税金として取られちゃうわけなんですね。
RIEの手取りは約5億円・・・。
でも5億円も手取りがあるから良いかなぁ。 - 真栄里
- 良いんだ?(そもそも額がでかすぎてどれだけ損しているかわかってないなコイツ)
- 真栄里
- じゃ、我々庶民が想像できる額で計算してみよう。
電子書籍で出版したRIEの本、金額は1冊500円としておこう。
この本が1年で1000冊売れたとしよう。
そうすると、RIEの本の【売り上げは50万円】ということになる。
その印税が70パーセントだとすると、【35万円がRIEの取り分】ということになる。
その35万円に30パーセントの課税が加わると、【10万5千円を税金としてアメリカに収める】わけだ。
結局、【RIEの手元には24万5千円】が印税として入ってくる計算になる。
どうだ?感想は? - RIE
- それは、盗られ過ぎでしょう、いくらなんでも(怒)
先生、何とかしてください。
訴えましょう、アメリカを。 - 真栄里
- 何を言ってるんだ!?
訴えてどうする!
それよりも免税手続きを取れば良いんだよ。 - RIE
- へぇ~。
免税手続き・・・
めんどくさそう。 - 真栄里
- その通り、これが面倒なんだ。
アメリカの関係機関に書類を提出しないといけないからな。
当然英語だし、その機関から承認が出るまで1カ月から2カ月はかかるし。 - RIE
- え~、そんなのRIEには無理!
なので、先生手続きお願いします。 - 真栄里
- じゃ、報酬くれ。
- RIE
- え?私からお金を取るんですか?
こんな貧乏事務所でバイトしている貧乏学生にお金を要求するんですか?
先生って極悪人ですね。知らなかったです。先生がこんなにヒドイ人だとは・・・。 - 真栄里
- 貧乏事務所で悪かったな(怒)。
でも、RIEのブログを出版したら大金が舞い込んでくるんだろ?
俺への報酬なんてなんてことないさ。 - RIE
- それは・・・、そうですね(笑顔)。
RIEには大金が舞い込んでくるんでした。
作家RIEの誕生です。
じゃあ、まずはRIEの人気ブログを電子書籍化するためにデータ編集をします。
それが出来たら、免税手続きお願いしますね、行政書士としての腕の見せ所ですよ、先生? - 真栄里
- 編集が出来上がったらね(まぁ、あきらめるだろうなコイツ)。
--- Kindle編 終わり ---
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