警察は助けてくれますか?<行政書士ってナニ? モラハラ離婚編>3
- RIE
- でも夫がモラハラを認めている場合、協議離婚が成立することもありますよね?
- 真栄里
- もちろん!
 あと、ちなみに、最近は、夫からのモラハラだけじゃなく、妻からのモラハラもあるそうだよ。
- RIE
- 聞いたことはありますね。
 でもまだまだ夫からのモラハラが多いんじゃないですか?
 ところで、協議離婚をする前に何か手はありませんか?
- 真栄里
- 色々あるよ。
 たとえば、夫婦でモラハラをしないと約束して書面にするとか。
- RIE
- あぁ、夫婦契約書を作るということですね。
- 真栄里
- そう。
 口約束だけだと、約束した、約束していない、という水掛け論になるからね。
 書面化が、モラハラする側が冷静になるきっかけとなることもある。
- RIE
- そうだといいんですけどね。
 でも外見に変化が見られるDV(ドメスティックバイオレンス)とは違って、モラハラは精神面への攻撃なので、当事者が被害を訴えない限り中々外見からはモラハラの存在を知ることができません。それなのに、被害はとても大きい。
 やっかいですね。
 警察は助けてくれますか?
- 真栄里
- 刑事事件になれば警察が捜査をすることができる。
 DVであれば暴行罪(刑法208条)や傷害罪(204条)が成立するから警察が捜査をすることができる。
- RIE
- モラハラのような精神的な嫌がらせに犯罪は成立しないんですか?
- 真栄里
- 精神的な嫌がらせで相手をノイローゼにさせた場合には傷害罪が成立する。
 だから不幸にもモラハラでノイローゼになってしまうとモラハラをした夫(や妻)は警察に捕まるな。
- RIE
- ノイローゼになってからでは遅いでしょ!!
- 真栄里
- まぁね、でも警察だって万能じゃないし・・・
 自分のことは自分で守るしか・・・
- RIE
- でも、その自分がモラハラで否定されるんですから中々自分で自分を守ることはできないような気がします。
- 真栄里
- そこがモラハラの恐ろしいことの1つなんだよなぁ。
- RIE
- 協議離婚するにしたって、相手と話し合いができなければならないわけで・・・
 
 どうすれば良いんですかね?
---次話へ続く---
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