犯人探しのニュアンス<行政書士ってナニ? 言語分析編>停める・停まる
なんでこんなところに車が停まっているんですか?
通りにくいでしょうが💢
ゴットファーザーのテーマのクラクションを鳴らしましょか?
RIEの運転技術だったらぶつけずに通れるだろ?
そのまま通り抜けろ。
あっ、
タイトル「布団」
「フランス産の布団は寝やすいよなぁ」
「フランスパンの布団?美味しいのか?」
「フランスパンの布団があるわけないだろうが!」
えっと、今のはなんですか?
RIEは面白い話をリクエストしたのであってオヤジギャグをリクエストしたんじゃないんですけど??…
先生に面白い話をリクエストしたRIEが悪いんです。
今後は気をつけるように!
あ、今度は事務所の前に車が停まってますよ??
なんで事務所の前に車が停まっているんですか??
もう💢
なんで事務所の前に車を停めているんだ?
だろ?
なんで事務所の前に車が停まっているのか?
は邪魔だ、というニュアンスで、
なんで事務所の前に車を停めているんだ?
は、こんなところに停めたのは誰だよ、って犯人探しのニュアンスだろ?
A)なんで車が停まっているんだ?
B)なんで車を停めているんだ?
となる。
Aでは、そこに車を停めている理由が全面に出ている。
Bでは、誰がそこに車を停めているのか?が全面に出ている。
Bだって、Aと同じく、車を停めている理由が全面に出ていると思いますけど?
「なんで」って言ってるんですから。
BはAと違って何かがないだろ?
文法上必要な何かが。
パンのことは英語でbreadだからな。
ポルトガル語の[ pão ]やスペイン語の[ pan ]やフランス語の[ pain ]あたりのようだ。
ってか、今はそんな話じゃない。
日本語の話だ。ポルトガル語もスペイン語もフランス語も知らんし。
で、
Bに欠けているものは主語だ。
「〜を停める」という動詞は、「〜が〜を停める」という形をとる。
「人が車を停める」とかだな。
つまり、「〜を停める」は、文法上、主語を必要とするわけだ。
正確には、
なんで、誰が車を停めているんだ?
そこから、Bでは、Aにはない犯人探しのニュアンスが全面に出てくるんだよ。
言われてみればそうですね。
そんな細かいことも考えているんですか?
疲れません?
言葉に敏感にならないといけない仕事だぞ。
しっかし、毎日毎日そんな細かいことを考えて疲れませんか?
気にしないようにしようとすることが逆に疲れる。
RIEは疲れるので、ケーキを食べます。
---冷蔵庫にケーキを取りに行くRIE---
誰がケーキを食べたんですか?
そ、そこは、
なんでケーキがないんですか?
だろ?
それ以外でケーキが冷蔵庫からなくなることはないですから!
だから、ここでの正しい質問は、
「誰が」ケーキを食べたのか?
です。
賞味期限が切れたら消えるケーキだったかもしれんだろ?
名前書かれてなかったし!
冷蔵庫は俺のものだからその中身も俺のものだ!
ケーキに名前を書く人もいません!
ってか書けないし。
それに、
冷蔵庫自体の所有権と冷蔵庫の中身の所有権は別でしょうが!
どういう理屈ですか?
ジャイアンですか?先生は!
---終---
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
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