つべこべいわずに”ありがとう”<行政書士ってナニ? 贈与契約編>受諾
いらんよ。
モテない先生のためにせめてRIEからだけは愛情を込めてあげようかと思っているのに。
男は、黙ってありがとう、と言ってれば良いんですよ、2/14は!
つべこべいわずに”ありがとう”と言って貰えば良いんですよ。
そもそも、
チョコレートをあげるというのは、民法の贈与契約(549条)にあたる。
贈与は、当事者の一方がある財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる。
わけだ。
まぁ、あげる気持ちがなければそもそも贈与契約が始まらないから重要なことではあるが、贈与契約で大切なのは、相手方の受諾だ。
つまり、
あげます、という意思表示に対して、
言われた側(相手方)が、もらいます、という意思表示をして初めて贈与契約が成立するわけだ。
契約というのは、お互いの意思の合致があって初めて成立するんだから当然そうなる。
俺が欲しいものをあげろ!
なんて冷たい…
だから、いらないって言って、贈与契約が成立しないようにしたんだよ。
無駄な出費せずにすむんだから優しいだろうが。
感謝されたいくらいだ。
RIEは愛情からチョコをあげたいと思ってるのに!!
女心がわかってない!
というか、人間の心がわかってない!
自分勝手な想いをぶつけることは愛情とは言わん。
少々好きじゃないものであっても、あげるというものをもらうというのも大切だと思います。
別にもらっても損はないでしょう?
チョコレート美味しいんだから。
なんなら、一度先生がもらってからRIEにあげるということもありです(笑)
一旦俺を経由して、俺にあげたという事実を作っておいて結局はRIEが食べるんじゃないか。
それで、お返しだとか言われるの嫌なんだけど??
そもそもお返しを見込んでの贈与っておかしいだろ。
これは人間社会の基本です。
贈り合いが人間社会を成り立たせているんです!
って先生の大好きな構造主義者のクロード・レヴィ=ストロース氏が言っているんでしょ?
えーと…
いや、だから相手が望むものを贈り合うわけで、相手がいらないものを無理やりあげるのは”押し売り”ならぬ”押し贈り”だ。
じゃ、何がほしいんですか??
RIEの愛情なら2/14だけじゃなくて毎日あげてますよ?
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そうだなぁ、美味しい牛乳がほしい。
65℃の低温殺菌牛乳を一週間分!
いまどき、子どもですら求めない…
いい大人が牛乳って。
RIE以外に言っちゃだめですよ?
恥かきますからね。
じゃ、今日のまとめをしてみろ!
先生はRIEの愛情で充たされているからバレンタインのチョコレートはいらない!
ってことです。
ちゅうじく(強く)違う
贈与契約では、もらう側の受諾が必要だってことだ!
---終---
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
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