社会が求めているのは・・・<行政書士ってナニ? 出版編>5・終
- RIE
- 英語で気を付けるのがたったの2つなんてあるわけない!
- 真栄里
- 主語と動詞を見つけること!
と
動詞のパターンを押さえること! - RIE
- 意味わかりません。
- 真栄里
- とにかく、その2点に気を付ければ英語はばっちりなんだよ!
- RIE
- そんなことを本にしたんですか?
- 真栄里
- 夜も寝ずに執筆し、事務所で寝ながら何とか書き上げたんだよ。
- RIE
- もしかして、RIEをクビにしているときですか?
- 真栄里
- それは、RIEが勝手にやめただけであって…
- RIE
- まぁ、でも本ならRIEのが売れるはず!
- 真栄里
- なんで?
その根拠は? - RIE
- 文章はRIEが上手いからですよ!
- 真栄里
- それはないだろぉ。
一文が長いし、主語と述語が対応してなかったりするし。 - RIE
- 文章なんてフィーリングなんですよ?
先生の文は難しすぎます。
何言っているのかわかりません。
分かってもらおうという意識はあるんですか? - 真栄里
- 当たり前だろ!
何のために書くんだよ。 - RIE
- 自己満足、もとい、自己実現のためかなぁと思ってました。
- 真栄里
- そんなことあるか!
分かってもらおうと思うと、正確に書かないといけない、そうすると厳密に書かないといけないんだよ。 - RIE
- そんなことだから難しくなるんです。
正確性にこだわると読んでもらえませんよ?
苦労しないでも英語が読めるようになるとか、そういう内容の本にしないと。
先生の本は、タイトルからして難しいんですよ!
『英文直読直解』(英文の構造を見極める)
「構造」って何ですか?
そんな単語、めったに使いません。 - 真栄里
- RIEに読んでもらおうと思っているわけじゃないから。
難関大学を目指す受験生とか、英語をやり直したい社会人向けなんだよ。
全くの初心者向けじゃない。 - RIE
- 魔法のテクニックでも書いてあります?
それなら売れるかもしませんよ? - 真栄里
- すぐそれだ!
そんな魔法があるわけないだろ!
楽して手に入る物なんてないし、あってもそれはすぐになくなるものだ。
何でも楽して手に入れようなんて考えるんじゃない! - RIE
- でも、社会が求めているのは、楽して手に入れることなんです。
運動しないでも痩せられる方法とか、3分で作れるご飯とか。 - 真栄里
- そういうことだからダメなんだよ。
自分で苦労して手に入れないとありがたみも分らない。 - RIE
- はいはい、分かりました。
そういいながらも、RIEは結構努力しているんです!
先生にはわからないでしょうけどね。 - 真栄里
- ふーん、例えば?
- RIE
- 例えば、美容と健康のために、朝は必ず白米を食べます。
なんなら白米だけ食べます。 - 真栄里
- おにぎり?
- RIE
- まぁ、そんなもんです。
お茶碗二つを合わせて、その中に白米を入れてシャカシャカするんですよ、そしたらおにぎりみたいになります。
白米の中に梅干しとかをいれておけば梅おにぎりの完成です。 - 真栄里
- …
良かったね。
そういう無駄な努力はするんだ? - RIE
- 美容と健康を手に入れるのがどれだけ大変か分かりますか?
お茶碗で作るおにぎりって作るの結構大変なんですよ?
白米のどれくらいの深さに梅干しを入れるか、シャカシャカ振る際の力具合や角度をちゃんと計算しないと、梅干しとおにぎりが分離しちゃって別々に食べる羽目になるんですから。 - 真栄里
- それって、もう、おにぎりじゃないじゃん。
結局何の話だったんだか。 - RIE
- 結局、先生が書いた本を読んでくださいね、という話です。
- 真栄里
- ま、まぁそういうことかな。
- RIE
- ということで、一度見てみてください。
アマゾンのアンリミテッドでも見れますから。
---出版編・終---
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