トマトは何故赤いんだ?<行政書士ってナニ? 自分探し編>1
ため息つくな。
一番ため息が嫌いなんだよ。
お腹空いたのか?
で、食べに行きます!
ため息つくな!
悩みなら一人で解決しろ!
こういう時にやさしい男性がモテるんですよ?
女性の気持ちがわからないんですか?
女性の気持ちは申し訳ないがわからない。
でも、先生ができることが一つだけあります。
たったそれだけです。簡単でしょ?
じゃ、質問だ。
トマトは何故赤いんだ?
RIEの悩みと関係ありますか?
答えてみ。
じゃ、暗闇でトマトを見てみろ。赤に見えるか?
布団かぶって真っ暗にしてトマトを見てみろ!
何も見えんはずだ。せいぜい、黒い物体があるのが分かるくらいだ。
それは、トマト自身に赤さがあるからじゃない。
トマトに光が当たった際、光の中の赤色がトマトから反射され、その反射された赤色が人の目に入ってくるからだ。
もっと正確に言えば、トマトに光が当たった際にトマトから反射されて人の目に入った光が人の網膜上にある細胞に感知され赤色と判断されるからだ。
先生から、法律と英語と哲学以外の話を初めて聞きました。
つまり、トマト自体に赤さはないわけだ。
わかったか?
そういうことだ、以上!
以上って、何の話をしてるんですか?
トマト自体に赤さがないという話と、本当の自分探しの話がどうつながっているのかさっぱりわかんないんですけど?
つまり、トマト自体に赤さがないということは、トマトに本当の色なんてないということなんだよ。
人間にはトマトは赤く見えているが、人間と違う目の構造を持っている動物にとっては人間と違った色を見ているはずだということだ。
人間は、網膜上に光を感じる細胞があるんだが、その細胞では、赤、青、緑の色(三原色)を感じるらしい。
人間が認識している様々な色は、その三原色の組み合わせで作られていることになるわけだ。
鳥類は三原色以外に紫外線を感じる細胞を持っているらしいから鳥類が見る世界の色と人間が見る世界の色は違っているんだ。どう違っているかは想像もできないが。
トマトに本当の色がないから、本当の自分ってのもない、と言いたいわけですね?
サルトルの実存主義的に言えば、人間は自ら世界を意味付け自己の行為を選択して自分自身で意味を生み出して生きていかなくてはならない存在ということだ。
選択によって積み重ねられてきた結果が自分、というわけだ。
選択し、行動してきた結果自体が自分なんだから、いくら自分の中を探しても現在の自分とは違う本当の自分なるものは存在しない。
そんな考え方があるんだ。
自分がやりたいことはなにで、そのためにはどうしたらよいのかを考えて後は行動あるのみ!
失敗を恐れて何もしないのが一番悪い。
何もしないで悩んでいるほど無駄な時間はない、と個人的には思う。
うん。わかりました!
RIEも行動します。
今までRIEは受け身でしたけど、今から攻めます。
先生、今日、仕事終わったらRIEに付き合ってください。
買いたいものがあるんで!
---次話へ続く---
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
特定行政書士や行政書士の仕事について少しでも多くの方に理解していただきたく、下記のブログに参加しております。
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