ほぼ訴訟に近い業務だから…<行政書士ってナニ? 特定行政書士編>1
日程を勝手に入れときましたよ。
Zoomで対応可能とのことです。
それだと助かる。
どんな内容?
「なんやかんや」の内容が問題だな。形式面の話なのか、要件該当性の話なのか…
いずれにしても、話を聞いてみないとな。
裁判所にではない?
特定行政書士は、裁判所にではなく、行政機関に不服を申し立てるんだよ。
取消訴訟(行政事件訴訟法3条2項)で、原告は違法処分の取消しを裁判所に求める。
行政不服申立でも同様に審査請求人(行政事件訴訟の原告に対応するんだが)は処分の取消しを求めるとか。不作為の不服申し立てもあるが。
取る気があるなら今年取れ!
それは嫌だ。
暇なんですか?
翻訳に貴重な土日を4回も使うんだぞ。
他の人に代わってもらいたいんだよ、本当は。
朝10時から16時前後までずっと拘束されるんだ、俺も。
魅力ありますか、特定行政書士って。
なにせ、ほぼ訴訟に近い業務だからかなり難易度が高い。要件事実の理解や事実認定が重要となるからな。
だからその分報酬も高い。他の業務の比ではないだろう。弁護士ほどではないがな。
じゃRIEも取ります、その資格!
行政法総論
行政手続法
行政不服審査法(本丸)
行政事件訴訟法
要件事実・事実認定論
とかを勉強するんだぞ?
あ、そうだ。
どうせコロナの影響で外出自粛中ですから今から予習しましょう。一石三鳥です。
そもそも、訴訟じゃなくてなんで行政機関に不服を申し立てるんですか?
裁判所で訴訟した方がちゃんと判断してもらえる気がしますけど?
公平な立場の裁判所(官)が関与するという点では魅力的だが、とにかく手続きが重い。
記憶があります。行政事件訴訟もそんな感じなんですね。
本人訴訟が原則(民事訴訟法54条1項参照)だから自分で訴訟を提起しても全然いいんだが、専門的過ぎて自分で訴訟を提起するのは自爆行為に等しい。
だから、軽い手続きで目的を達するならその方がいいはずだ。
基本的に書面でのやり取りとなるからな。
---次話へ続く---
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