【文の骨格を捉えることが正確な和文英訳をするためのコツ】<行政書士ってナニ? 秘密の作業場編>5
- RIE
- 2つのOSをインストールするとか、文法がどうとかは、さておきまして、今何の話でしたっけ?
- 真栄里
- RIEが文法教育を批判するようなことを言うから話がちょっと脱線しただろ?
今は、変換された日本語を英語の構造に合うように構成し直す
という話をしているんだよ。
- RIE
- あ~、そうでした、そうでした。
RIEは行政書士になりたいと言っているにもかかわらず、勉強しない。どうしてだろうか?私には理解できない。
を英語の構造に合うように構成し直すわけですね?
- 真栄里
- そう!
これができれば英訳は完成というわけ。
どうすれば良い? - RIE
- ”RIEは行政書士になりたい”
ですから、RIE wants to become an Administrative Scribener.
ですね。
- 真栄里
- う~ん・・・
だから、英語の構造に合うように構成し直すって言ったじゃないか! - RIE
- 意味分かりません。
- 真栄里
-
RIEは行政書士になりたいと言っている
んだよ。
この文章で主語と述語は何? - RIE
- 主語は「RIE」で、述語は「なりたい」。
- 真栄里
- 主語は合っているけど、この文の述語は違う!
「RIEは・・・言っている」
がこの文の骨格である、主語と述語だよ! - RIE
- Oh no!
- 真栄里
- 文の骨格を捉えることが正確な和文英訳をするためのコツなんだ。
RIE says
で始まるのが正しい。
- RIE
- なんか、この2語で、文章が終わった感覚がありますが・・・
- 真栄里
-
主語が~する(した)。
が英語の基本構造だからしょうがない。
- RIE
- その後はどう続くんですか?
- 真栄里
- 「RIEは言った」というわけだから、
何を言ったのか?
を説明する文が続く。
つまり、RIEは行政書士になりたい
という文全体(これを節というんだけどね)が、RIE saysの目的語になるんだ。
だから、RIE says that she wants to become an Administrative Scribener.
という和文英訳になる。
- RIE
- へ~。
あれ?でも、何故”that”があるんですか? - 真栄里
- 文法的には、”従位接続語”という名前だけど、名前は気にしないでいいよ。
RIEは言っている、それはね、~~ということ。
こんな感じかな?
“that”以降(that節と言うんだが)がRIE saysの目的語となっているという構造を理解することが必要なんだ。 - RIE
- へぇ~。
英語は語順が大事と言われてますけど、英語の構造は英語の語順と密接なんですね。 - 真栄里
- そういうことなんだ。
よく気がついたね。 - RIE
- ま、RIEにかかればこんなもんです。
- 真栄里
- 調子に乗りすぎ。
---次話へ続く---
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