前にバイクで事故起こしましたよ＜行政書士ってナニ？ 保険金請求編＞１
- RIE
- ただいま～
今戻りました。
”熱”かったです。
灼熱地獄？
RIEは日焼け対策フル装備ですけど、それでもこの”熱さ”には耐えられない！
先生、クーラー付のバイクが欲しいです。 - 真栄里
- そんなのないだろ？
あっ、でもエアコン付きのジャケットがあるそうだよ。
なんでも、服に電動ファンが２つ付いていてジャケット内部に風を送り込んでくれるらしい。 - RIE
- そんなのがあるんですか？
でも、ただの風ですよね。
バイクは走っているときに風を直接体に受けるんですから、そのジャケットはバイク乗りにはあまり意味がない気が・・・ - 真栄里
- じゃ、我慢してくれ。
- RIE
- やっぱり？
そういえば、事務所に帰る途中で、バイクと車が事故を起こしてました。 - 真栄里
- そりゃ危ないな。
RIEは大丈夫か？
RIEが事故を起こしたら、RIEのお父さんに何と言ったらいいものか・・・
怖いから、バイクの運転は安全に頼むよ！ - RIE
- もちろんです。
あっ、でもRIE、前にバイクで事故起こしましたよ。 - 真栄里
- へ？
いつ？
聞いてないけど？ - RIE
- この事務所で、バイトする前ですから。
- 真栄里
- なんだぁ～。ビックリしたぁ。
大丈夫だったんだ？ - RIE
- 大丈夫でした、手のひらにかすりキズを負ったくらいですね。
おしりから地面に落ちたんですけど、ジーパンの後ろポケットに領収書で分厚く変形した財布を入れていたんで、その財布がクッションになって手のひら以外まったくケガはありませんでした。 - 真栄里
- 良かったなぁ。
どんな状況だったんだ？ - RIE
- 小雨が降っていたんです。
RIEの前に自動車、2,000CCくらいですかね、が走っていて、その車が、方向指示器も出さずに急に左折したんですよ。
後ろを走っていたRIEはびっくりして、急ブレーキをかけたんです。
でも間に合わないと思ったので、とっさにバイクを投げ出して、地面にしりもちをつきました。
バイクは横倒しになったまま道路を滑っていって、左折途中のその車の後ろのバンパーにぶつかったんです。 - 真栄里
- 危なっ！
で？ - RIE
- RIEの後ろにバスがいたのを知っていたんで、しりもちをついて直ぐに地面をはって歩道側に逃げました。
バスに轢かれるかと思って。
ま、バスは止まってましたけどね。 - 真栄里
- 危なかったなぁ。
- RIE
- RIEの抜群の運動神経のおかげで助かりました。
もし、先生だったら、バイクごと前の自動車にぶつかって重症になっていたかもしれませんね。 - 真栄里
- えっと、それは俺の運動神経が鈍いと暗に批判してる？
- RIE
- そうですけど？
それはさておき、その後の事故処理が大変だったんですよ。
解決までに半年はかかりました。 - 真栄里
- なんで？
－－－次話へ続く－－－
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