保険に入っていなかったんですよね。＜行政書士ってナニ？ 保険金請求編＞２
- RIE
- 事故処理の解決までに半年かかりました。
- 真栄里
- なんでそんなに？
- RIE
- それが複雑なんです。
- 真栄里
- RIEの頭の中ほど複雑じゃないだろ？
- RIE
- それはそうです。
RIEの頭は高性能ですからね。 - 真栄里
- そういう意味じゃないんだけど？
- RIE
- えっ？
RIEの頭が良いと褒めているんですよね？ - 真栄里
- 違う！
易しいことも複雑にして分かりにくくする天才だ、と言ってるんだよ！ - RIE
- ・・・
それダメじゃないですか・・・(ﾉ_-｡)/dd> - 真栄里
- な、なにも泣くことないだろ・・・
なんかいじめてるみたいじゃないか。 - RIE
- ・・・
いいんです、どうせRIEはバカですから・・・ - 真栄里
- いや、そんな意味で言ったんじゃなんだけど・・・
と、とにかくどういう交渉をしたんだ？ - RIE
- え〜とですね、まず、事故後、相手方の代理人という方から電話がありました。
会う日程を決めて、ファストフード店で待ち合わせたんです。 - 真栄里
- ん？
なんで、RIEが相手の代理人と会う必要が？ - RIE
- あ〜、それはですね、RIEのバイク、実は保険に入っていなかったんですよね。
- 真栄里
- はぁ？
自賠責なぁ？ - RIE
- いえ、自賠責はもちろん入ってますよ。そうじゃないとバイク乗れませんから。
入ってなかったのは任意保険のことです。
入ろう入ろうと思ってはいたんですが、時期を逃してしまって、事故当日を迎えた、というわけです。 - 真栄里
- たいした事故じゃなくて良かったけど、気をつけないと！
今は入っているだろうな？ - RIE
- もちろんです。
それで、後日、相手方の代理人と初めて会ったんです。
保険会社の方でした。 - 真栄里
- そうだろうね。
普通は任意保険入っているもん。 - RIE
- その始めの交渉で”はぁ？”という感じでした。
- 真栄里
- 何があった？
- RIE
- ”支払い方法はどうしますか？”
が第一声でした。 - 真栄里
- ん？
どういうこと？ - RIE
- そう思いますよね？
だからRIEも
”どういう意味ですか？”
って聞いたんですよ。
そしたらですよ、後ろからぶつかってきたRIEが１００%悪いので過失割合は、RIEが１０で、相手方は０だ、というんですよ。 - 真栄里
- なんと！
- RIE
- それ聞いてRIEブチ切れまして、こう言ってやりました。
－－－次話へ続く－－－
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