行政書士は登記申請はできませんよね?<行政書士ってナニ? 米国人不動産購入編>3
- 真栄里
- RIEの答えが50点!
- RIE
- どうしてo(゚◇゚o)?
- 真栄里
- 通常、代金支払いと同時履行になるものがあるだろ?
- RIE
- あぁ~!
引き渡しですか? - 真栄里
- 何の?
- RIE
- 不動産のですけど?
- 真栄里
- もっと具体的に言うと?
- RIE
- ん?
家のカギ? - 真栄里
- ぷっ(笑)
- RIE
- 違うんですか?
- 真栄里
- いや、違うわけではないが、通常は、所有権移転登記申請との同時履行のことを言う。
- RIE
- で、登記の後に家のカギを渡すんですね?
- 真栄里
- そうだな。
- RIE
-
(1)売買契約
(2)代金支払い+移転登記申請
(3)カギの引渡しという流れは分かりました。
で、それが宣誓供述書の記載内容にどう関係しますか? - 真栄里
- 今確認にした流れの中で、何が重要だと思う?
- RIE
- カギの引渡し、だと思います。
- 真栄里
- マジか(-_-;)
- RIE
- カギがないと家に入れませんからね!
つまりは引っ越しすることができないということですよ? - 真栄里
- それは分かるが…
分かった、法的に重要な手続きは? - RIE
- あ~~!
そういうことでしたら分かります。
(2)の代金支払いと移転登記申請手続きです。 - 真栄里
- そうそう(^_^)
じゃ、移転登記申請をするには何が必要? - RIE
- ナンでしょう?
でも、登記申請って確か、司法書士の仕事ですよね? - 真栄里
- そうだよ。
- RIE
- RIEは行政書士になるので、登記申請に何が必要かは知らなくてもいいと思うのですが…
- 真栄里
- いや、それは全然違うぞ!
- RIE
- えっ?
でも行政書士は登記申請はできませんよね? - 真栄里
- もちろんだ!
行政書士が他人の権利関係について登記申請をすることはできない。 - RIE
- でしたら、行政書士が登記申請に何が必要かを知る必要はないと思いますけど?
- 真栄里
- だから、それは違うんだよ!!
今の話を例にしてみよう。
今は、売買契約によりある住宅を購入するという例の話をしている。
たとえば、AがBに中古住宅を売る、ということにしておこう。多くの不動産取引慣行に従うと、A所有住宅の所有権は、代金支払いと移転登記がなされた時点でBに移転する。
AからBに所有権が移るまでの流れの中で、(1)法的にどういう手続きが必要なのか?
(2)その手続きに、どういう専門家が関与するのか?この2つをしっかりと分けて理解する必要があるんだよ。
- RIE
- へぇ~!
なんだか、先生がまともなことを言っているような気がします!! - 真栄里
- 俺はいつもまともなことしか言いません!
---次話へ続く---
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