実体法がエライ?!＜行政書士ってナニ？ 米国人不動産購入編＞４
- 真栄里
-
(1)法的にどういう手続きが必要なのか？
(2)その手続きに、どういう専門家が関与するのか？この2つをきちんと分けることが必要で、所有権移転には、売買契約と代金支払い・移転登記が必要というのは、(1)の問題なわけだ。
- RIE
- 民法で勉強しますね。
- 真栄里
- では、移転登記申請をするには何が必要か？
- RIE
- えっと…
登記手続きは勉強したことありません。 - 真栄里
- それはそうだろう。
じゃ、ヒントだ。
登記申請手続きというのは、手続法の問題だ。
そして、どういう要件があれば所有権が移転するかは、実体法、ここでは民法の問題だ。 - RIE
- 分かります。
行政書士試験では、実体法としての民法が出題されます。 - 真栄里
- 手続法と実体法はどういう関係にあると思う？
- RIE
- そういわれても…
- 真栄里
- 手続きというのは、実体法に定めされた権利関係を実現するためにあるんだよ。
ということは？ - RIE
- ということは、実体法がエライ?!
- 真栄里
- エライとかの問題じゃない!
- RIE
- つまり、実体法が目的で、手続法がその実現手段、みたいな関係ですよね？
- 真栄里
- そうそう。
分かってるならさっさと答えるように!
時間の無駄だから。 - RIE
- 潤滑油です(o^∇^o)
その方が理解しやすいし覚えやすいですから。 - 真栄里
- 無駄話はおいといて、
手続法が実体法実現のための手段だとすると、どういった手続きが必要かは実体法の要件がどうなっているかに影響されるはずだ。
そうじゃないと目的と手段が一致しなくなるからな。 - RIE
- なるほど!
つまり、先生との会話でたまったストレスを解消するという目的を達成するために、美味しいケーキを食べるというようなことですね(o^-^o) - 真栄里
- いや、違う…
けど、まぁ、理屈は確かに同じだが。
そんなにストレスがたまるか？ - RIE
- それなりに。
- 真栄里
- そうは見えないが？
- RIE
- ヒドっ(￣▽￣;)!!
RIEって単細胞じゃないです!
多細胞です!! - 真栄里
- あ～、まぁ人間は多細胞だよね、当然(^∇^)
- RIE
- そういうことじゃなくて、RIEだってストレスを感じるということです。
でも、ケーキでそのストレスが解消されるというわけですからお手軽でしょ？ - 真栄里
- そうだな、たしかにお手軽かもしれん。
- RIE
- でも、勘違いしないでくださいよ、RIEはけっして手軽な女性じゃないですからね(≧ヘ≦)
- 真栄里
- (ﾉ_-;)ﾊｱ…何を言ってるんだか。
－－－次話へ続く－－－
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