信頼してますから<行政書士ってナニ? データ起こし編>3・終
- 真栄里
- いちいち検索する必要がない、ということがどれだけ便利であるかはやってみなければわからない。
- RIE
- RIEはやったことがないから分からない…
- 真栄里
- おい(-゛-メ)
とにかく、頼むよ! - RIE
- 分かりました。
RIEがデータ化作業をしている間、先生は何をするんですか? - 真栄里
- そりゃ翻訳作業!
- RIE
- まだ仕事?
- 真栄里
- うん。
だから、俺の邪魔をしないように!
そもそも秘密基地に入れるのは俺だけだったんだ。
もう秘密基地じゃないじゃないか! - RIE
- そんなことどうでもいいじゃないですか!!
仕事がはかどれば結果オーライです。
皆の得です。
良かったですね、優秀な助手を持つことができて。 - 真栄里
- 優秀かどうかを決めるのは俺であって、RIEが決めることでは…
- RIE
- それはそうと、夕飯どうしましょう?
今日から秘密基地で作業することになるんですが、RIE、お腹すいていると仕事できません。 - 真栄里
- 途中で何か夕飯を買って帰ればいいんじゃないか?
- RIE
- なるほど!
じゃ、お寿司にしましょう。
握り寿司の詰め合わせで。 - 真栄里
- まぁ、良いだろう。
それで作業が進むのなら。
あっ、あと、夜の9時には帰るように! - RIE
- えっ?なんでですか?
- 真栄里
- なんで、って、遅い時間だからだよ。
RIEのお父さんも心配するだろ? - RIE
- それだったら大丈夫ですよ!
仕事で遅くなるとお母さんに連絡しますから。 - 真栄里
- いや、だからRIEのお父さんが心配するだろ?って話で。
- RIE
- だから大丈夫ですって。
お父さんも珍しく先生のこと信頼してますから。 - 真栄里
- 夜遅くに一人で帰るのは危ないと言っているんだよ!
- RIE
- いや、だったら、帰りは先生に送ってもらいますから。
一応、午前様でなければRIEは大丈夫です! - 真栄里
- 午前までは俺が起きられん。
もっと早く帰るように! - RIE
- はいはい、
分かりました!
年配になると、夜は早く寝て朝早く起きる、と言いますからね。
しょうがないです。 - 真栄里
- なっ!!(-゛-メ)
---データ起こし編・終---