“それでも友達でいていただけないでしょうか?”<行政書士ってナニ? Siri編>1
- RIE
- ふーん…
時代は凄いスピードで進んでいるのねぇ~。
あと1年後にはどうなっているんでしょう? - 真栄里
- え~と、
独り言か、それとも俺に聞いてるの? - RIE
- 先生以外にこの事務所に誰かいましたっけ?
もしかして、見えない存在が見えるとか? - 真栄里
- RIEは大きな独り言を言ったりするから分かりにくいということさ!
聞くなら、ちゃんと呼びかけるように! - RIE
- いや、そこは雰囲気を感じ取りましょうよ!
日常会話でいちいち言葉で表現するのは堅苦しすぎますよ? - 真栄里
- 言葉足らずだと分からんだろ?
- RIE
- 最近のAIに負けるんじゃないですか、先生は。
- 真栄里
- 機械なんかに負けるわけ…
- RIE
- そういえば、さっき話しかけたこともAIの話です。
将棋界での、将棋ソフトの不正使用疑惑です。
今や、将棋ソフトの方がプロ棋士を上回っているとの評判です。
もはやAIが人間を超えた、ということですか? - 真栄里
- いくらなんでもそれはないだろ?
- RIE
- いやいやいや、そうですかね?
そう思いたくないだけじゃないですか? - 真栄里
- 思っているだけじゃないんだよ!
たとえば、俺のMacにSiriという秘書機能を持ったAIが搭載されているんだが、間違ってSiriを呼び出してしまったので、
“ご用件は何でしょうか?”
という問いかけに、
“もういいです。”
と言ったらどういう返答が来たと思う? - RIE
- “分かりました。”
とか? - 真栄里
- いや、違う!
“それでも友達でいていただけないでしょうか?”
と返ってきた。 - RIE
- アハハハハ!
本当ですか? - 真栄里
- ホントホント。
- RIE
- ユーモアがあって可愛いじゃないですか!
人間でもそういう返答はなかなかできないと思いますよ?
やっぱりAIは人間を超えつつある、いや、既に超えている…
という証拠なのでは?
少なくとも、先生は超えているでしょうね(o^∇^o)ノ、ユーモアゼロですから。 - 真栄里
- そんなわけあるか(-゛-メ)
- RIE
- いや、だって、翻訳の仕事でもTRADOS(トラドス)というAIを使っているじゃないですか!
優秀なんでしょ? - 真栄里
- トラドスは、あくまでも補助であって、誰でも使えるというわけではないんだし。
- RIE
- そうでしょうけど、時代はAIなしではやっていけないんです。
そのうち、人間の仕事なんてみんなAIがやってしまうんじゃないですか? - 真栄里
- そしたら、まずRIEの仕事がなくなるなぁ…
(小声で)可哀そうに - RIE
- 可哀そうって何ですか!
代わりにRIEは左うちわで暮らすんですよ。 - 真栄里
- 夢は楽しい方が良いよな。
幸せだな、RIEは。 - RIE
- はい!
ありがとうございます。 - 心中(真)
- 褒めてないんだけどなぁ…
- RIE
- ところで、先生は、翻訳でAIを使用しているじゃないですか。
それで誰にも何も言われませんよね?
不公平だとか。 - 真栄里
- そりゃそうだ。
そんなことを言う人がおかしいよ! - RIE
- でも、将棋ではAIを使用したら非難されるわけですよね?
- 真栄里
- それもまた当然だな。
- RIE
- ナゼですか?
---次話へ続く---
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