”しんせい”な”しんせい”<行政書士ってナニ? 特定行政書士編>申請
口頭では意味わからん。
”真正”な”申請”か?
あ、でも待てよ。あながちRIEが間違っているとはいえんな。
「申請」の”申”は電光(稲妻)の形で、”電”の下の部分、つまり”雨”を除いた部分
电
はその電光が屈折して走る形らしい。
で、その電光”申”が屈折して走る形の”电”は、天神のあらわれる姿と考えられたから、”申”は”神”の意味になっているらしい。
あ、”神”という漢字の右側は”申”です!
神は旧字体では、”示”と”申”の
神
で、左側の”示”は、神を祭るときの祭卓の形ということだ。
”示”(祭卓)+”申”(かみ)
で”神”なわけだ(白川静「新訂 字統」)。
”請”は”神仏・主君・親などに対して人・臣下・子などが祈り、また、たのみ求める。祈る。お願いする。
という意味だ(広辞苑)。
ということは、
”申請”とは、神にお願いをすること
というのが漢字の元々の意味となる。
もう神は死んだのでしょ?
ドイツかどこかの”ニッチェ”とかいう哲学者が言ったとか言わなかったとか。
ドイツの哲学者”フリードリヒ・ニーチェ”だ。
というか、今ニーチェは関係ない。
「申請」の意味が問題だ。
下々の者が、自分たちの希望を叶えてくれるように神にお願いをして許可をもらうというのが「申請」の語義なんだよ。
が、「申請」が”神にお願いすること”というのはあくまで漢字の語源からそうなるというだけで、行政法上の用語としての「申請」には”神にお願いする”という意味はないからそのまま用いているわけだ。
で、行政手続法にいう「申請」ってどういう意味ですか?
要はどういうことですか?ってことです。
法律を全く知らない人にどう伝えればいいんですか?
RIEを相手に練習してみてください。
専門家なんだから自分で頑張れ!
RIEはまだ特定行政書士になってません。
今年こそ申込しろ!
本当ですか??
あ、でも土日が潰れるのはイヤです。
余暇はお金に変えられません!
では役所に戸籍を取りに行ってきま〜す。
---終---
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
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