天を仰ぐ！＜行政書士ってナニ？ 補助金申請編 ７＞
- RIE
- （１）（既述）
（２）事業内容
はこれくらいで終ですか？ - 真栄里
- いや、まだだ。
（２）事業内容
１ （既述）
２ （既述）
３ （省略）
４ （省略）
５ 事業の具体的な内容
という項目があり、ここが一番重要な部分となる。 - RIE
- え～、まだあるんですか？
RIEはもう飽きました。 - 真栄里
- RIEが飽きたかどうかは関係ない！
相談者の申請が通るかどうかが問題なんだから。
すいません。
うちのアシスタントの辛抱が足りないもので・・・ - 相談者
- いえいえ、RIEさんだけではなく、私も飽きてきましたから。
ただ、申請を通すためですから頑張ります。 - 真栄里
- すいません。
もう少しおつきあいをお願いします。
５ 事業の具体的な内容においては、
その１：試作品・新サービスの開発や設備投資の具体的な取組内容
についてまず書かなければなりません。
大きな目標とその実現手段を明確にしておくことがスタートとして不可欠となります。 - RIE
- 「目的・手段」の思考ですね。
- 真栄里
- うん、そういうことだ。
「目的」も現状になんらかの不具合・問題があるからこそ出てくるはずなので、問題ごとに具体的な目的を示す必要がある。 - RIE
- たとえば、RIEの行政書士試験合格ロードマップでいうと、
大きな目標は「行政書士試験合格」ですね。
そのための実現手段が「真栄里先生に教えてもらって過去問を勉強する」
ということです。 - 真栄里
- そうなる。
- RIE
- それで、RIEは六法で条文を見たことがなかったですから、先生によるとマズイ状況にRIEはあるわけです。
- 真栄里
- 本当にそれはマズイ！
- RIE
- その現状を変えるために
「条文は六法で確認する」
という具体的な目標を設定するわけですね。 - 真栄里
- そうそう。
- RIE
- じゃ、その具体的な達成手段をどうするか？
ということですが・・・
RIEはどうしたら良いですか？ - 真栄里
- それは、RIEが六法を見ない原因を調べる必要があるな。
なんで六法を見ないんだ？
どうせ面倒だからとか、
重いからとか、
いうしょうもない理由だろう？ - RIE
- え～と、
RIEが六法を見ない原因ですか？
あ～と、ありますけど、ちょっと言いにくいです。 - 真栄里
- それを言わないと具体的な解決策を探せないよ。
怒らないから言ってみ！ - RIE
- 本当ですね？
本当に怒りませんね？ - 真栄里
- うん、怒らないよ。
今は事業計画書申請の書き方の話をしているんであって、RIEの勉強の話じゃないから。 - RIE
- 分かりました。
じゃ、言います。
RIEは六法を持っていません。 - 真栄里
- そりゃ、六法全書は重いし高価だから俺も持ってないよ。
でも、ポケット六法とか模範小六法とかは持っているだろ？ - RIE
- いえ、一切持っていません。
- 真栄里
- はぁ？
いやいやいや
本当か？ - RIE
- はい、本当です！
- 真栄里
- 自信満々に言うんじゃない！
古い六法くらいは持っているだろ？ - RIE
- 自慢じゃないですが、RIEは今まで六法を一度も買ったことがありません！
- 真栄里
- そんなばかな！
そんな法学部生が存在するわけがない、いや存在してはならない！ - RIE
- 怒ったらダメですよ？
- 真栄里
- 怒りを通り越して、憐れみしか感じないよ。
RIE、急いで本屋に行って六法を買ってこい！
今、RIEが俺の目の前にいたら怒りがこみ上げてくるから、しばらく席を外すんだ。
その方が仕事もはかどるし・・・ - RIE
- あ、はい、分かりました。
すぐに行ってきます。
あ、でもRIEお金持っていません。 - 真栄里
- まったく！
事務所の経費で買ってこい。
ほら５千円。 - RIE
- ありがとうございます。
では、行って参ります！
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