ハラスメントの定義<行政書士ってナニ? ハラスメント編>2・個々人の感じ方
個々人の感じ方
ハラスメントの認定
せめて一倍返し。
それはおかしいでしょ。
被害者がハラスメントだと言っているんだからハラスメントですよ。
個人個人の感じ方は人それぞれで、感受性が強すぎる人から弱すぎる人までいるわけで、個々人の感じ方を基準としていたら周りの人たちは何もできなくなる。
そういう人には
“声かけるな! 話しかけるな!”
って言ってます!!
恐ろしいことしてるな。
平均的な感じ方
徹底してるな。
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ま、
それはさておき、ハラスメントに該当するかどうかは個人の判断に任されているというわけではない。
厚労省がパワーハラスメントの定義のところで言っているんだが、
平均的な労働者の感じ方
を基準としてハラスメント該当性の判断をするべきだ。
個々人の感じ方
ハラスメントから保護されるべき個人の判断を基準にすべきです。
平均的な労働者ってなんですか?
そんな労働者いないでしょうが(怒)
そんな基準だと、ハラスメントを認定する人が、これが平均的な労働者の感じ方だ、その感じ方からすると、今回のこの行為はハラスメントじゃない。
ってことになるのは目に見えています!
しかも、たいてい、ハラスメントを認定する人って男性でしょ?
そしたらセクハラなんかだと女性がセクハラだと訴えてもセクハラ認定してもらえないじゃないですか!
そもそもが、
ハラスメントなんていうのは、ハラスメントしてる側にはそんな意識はほぼないんです。
被害を受けてる側がハラスメントと勇気を持って訴えたんだからその被害者の感じ方を基準にしてハラスメントを認定していくべきです。
---次話へ続く---
ガラスのハート<行政書士ってナニ? ハラスメント編>1・倍返し
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
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