犬は「子供」以上の存在なんです!<行政書士ってナニ? ペット編>1

RIE
先生、メールで問い合わせが来ています。
真栄里
内容は?
RIE
ペットの売買契約書の作成依頼できますか?という内容です。
真栄里
ペット?
何?

RIE
子犬だそうです。
個人間での売買みたいですね。
真栄里
そうだろうね。
ペットショップ店だったら、店が用意した契約書があるだろうし。
RIE
そもそもペットショップで犬を買うとき、契約書って交わすんですかね?
真栄里
それは分からんなぁ。
犬なんて飼ったことないし。
RIE
今まで一度もですか?
真栄里
うん。
RIE
え~!
真栄里
何驚いている!
RIE
あっ!
でも納得!
真栄里
はぁ?
今度は何納得してるんだ?
RIE
先生の”冷酷さ”は、ペットを飼ったことがないからだなぁ、と思いまして・・・。
真栄里
おい ゛(`ヘ´#)
冷酷じゃない、冷静なの!
RIE
紙一重です。
「天才と○○は紙一重」ですからね。
真栄里
それは、俺がRIEに言うセリフであって・・・
RIE
あ~、ところで、
ペットの売買契約をする際に注意すべきことは何でしょうか?
真栄里
(まじめな話でごまかしたな・・・)
そうだな、まず、ペットは、法的には「物」だということだ。
RIE
「物」ですか?
つまり?
真栄里
これ以上説明いるのか?
RIEは法学部生だろ?
RIE
分かりやすく説明したほうがいいということです。
真栄里
つまり、「人」ではないということ。
RIE
「人」ではない、ということは?
真栄里
たとえば、法的には、「犬」が財産を持つことはできない、ということだ。
RIE
なんか聞いたことあります。
あるお金持ちの方が自分の死後は、自分がかわいがっていた「犬」に全財産を相続させたい、という話があったような気が・・・。
真栄里
たしかにあったな。
RIE
そういう人たちにとっては、「犬」ではなく「人」と同じですからね。
もはやペットではないんですよ!
犬は「子供」以上の存在なんです。
真栄里
だが、「犬」は法的には「物」にすぎない・・・
だから、その「犬」を殺しても・・・
RIE
ちょっ、
先生、RIEの話聞いていました?

---次話へ続く---

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