記述式なんてどう勉強したらいいんですか?<行政書士ってナニ? 番外編>始動編・2

真栄里
そもそも山あてなんかして試験にのぞむんじゃないよ!
RIE
そうですけどぉ…
困った時の最後の山カンです!

真栄里
そんなもんに頼らずに着実に勉強することをまずは考えような!
RIE
は〜い(o^∇^o)ノ
ですけど、記述式なんてどう勉強したらいいんですか?
訳わかりませんよ?
真栄里
それは基本ができていないからだよ。
あれほど言っているだろ、基本が大事だと。
記述式では、制度の概要をしっかりと押さえておけば全然怖くないんだ。
制度の概要がここでいう基本だ。
RIE
抽象的にはわかりますけど、具体的にはどういうことなんですか、基本って?
真栄里
う〜ん…
じゃ、民法で具体的に説明してみようか。

事例
BがAの代理人だとしてA所有の建物をCに1,500万円で売る契約をし、CはBに代金全額を支払った。
Cはその建物に家族と一緒に住むつもりだった。
ところが、BはAから代理権を授与されていなかった。
この場合、Cは誰に何を請求することができるか?

RIE
なんか、試験問題っぽいですね。
こういう問題って難しいんです!

誰に?
何を?

って言われても、????なんですよね。

真栄里
そういう人が多いと思うが、ここがスタートだからなぁ。
だが、一番難しい部分かもしれんな。
ちなみにこの問題は今俺が考えた。
RIE
解法のコツはありますか?
真栄里
もちろんある!
Cの立場に立つことだ。
RIEがCだったらまず、何をしたい?
RIE
お金を返せ、と言いたいです。
真栄里
そうかぁ?
Cは家族とその建物に住みたかったんだよ?
としたら、その建物を是非とも手に入れたいんじゃないか?
RIE
それは…そうかもしれません。
でも、Bは代理権がない人、つまり無権代理人ですから、BC間の売買契約の効果はAに帰属しませんよ?
真栄里
お〜、なんかRIEが正確に法律用語を使っている!
RIE
へへ(o^-^o)
勉強してますからね。
とにかく、CはAにその建物をよこせと言えないわけです。
だから代金返せと…
ん?
そういえば、表見代理制度がありました!
真栄里
そうそう。
この思考の流れがとても重要なんだ。
RIE
確かに、流れは重要ですね。
しかし、会話の流れを平気でぶち切る先生から、流れが重要だ、という話が出てくるとは思ってもいませんでした|)゚0゚(|
真栄里
あのなぁ…
ONとOFFの使い分けも重要なんだよ!
RIE
え〜!
じゃあ、RIEとの会話はOFFということですか?
真栄里
まぁ、そういうことだ!
RIE
ひどい(。>0<。)

---次話へ続く---

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