特定行政書士って何をするんですか?<行政書士ってナニ? 特定行政書士編>1
- 心中(R)
- ふーん、なるほどぉ
特定行政書士っていう制度があるのね。
RIEも目指そうっと! - RIE
- 宣誓、
あ、間違えた、先生!
RIE、特定行政書士になろうと思います。 - 真栄里
- は?
どうぞどうぞ。 - RIE
- なんかすごそうですよね、名前が。
で、どういう仕事をするんですか? - 真栄里
- …
分からんのに、よくなろうと思うなぁ?
大丈夫か、頭は? - RIE
- 行政書士より上ってことですよね?
特定行政書士になれば、RIEは先生より上になれます! - 真栄里
- まぁ、でもまずは行政書士にならないとなぁ。
- RIE
- いえ、だから特定行政書士にすぐなるんですよ!
- 真栄里
- だから、まずは行政書士試験に受かって行政書士にならんと!!
行政書士の資格を持つ者が特定行政書士になれるんだから。 - RIE
- え~、そうなんですか?
インチキです。 - 真栄里
- そんなことも分からんで、よく特定行政書士になる、と言えるよな。
- RIE
- でも、それならそれで問題なしです。
試験に合格しさえすればいいわけですから。 - 真栄里
- そこが一番の問題なんじゃないのかね?
- RIE
- はい?
よく聞こえませんけど?
文句ならもっと大きな声で言ってもらわないと! - 真栄里
- 試験に合格できるかが一番の問題だろ?
- RIE
- はい?
すみません、RIE今、耳にイヤホンが入っていてよく聞こえませんでした。 - 真栄里
- 結局聞く気がないんじゃないか!!
- RIE
- それで、特定行政書士って何をするんですか?
- 真栄里
- それは条文に書いてある。
行政書士法第1条の3、第1項二号にこう書かれている。前条の規定により行政書士が作成した官公署に提出する書類に関する許認可等に関する審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立ての手続について代理し、及びその手続について官公署に提出する書類を作成すること。
- RIE
- はい?
すっごく聞きなれない言葉が出てきているんですけど? - 真栄里
- 今の時点でそれはマズいな…
可哀そうに。 - RIE
- 何が可哀そうなんですか?
今からですよ。
RIEは追い上げが得意なんです。
競馬だと、第4コーナーの直前まではビりだけど、第4コーナーを抜けたあたりから、どんどんどん加速していって、最後は1着です。 - 真栄里
- …
だと良いな。 - RIE
- 一応、言っておきますが、聞きなれないというだけで、初耳ではないですから、一応意味は分かります!
上の条文も、つまりは、特定行政書士は、自分たちが作成して官公署に提出した書類について、役所が何かイチャモンをつけて不許可とかにした場合に、その不許可はおかしいといって争うという不服申立手続について代理兼が与えられた
ということでしょ?
- 真栄里
- お~、やればできるじゃないか!
その通り。
だけど、代理「兼」じゃなくて、代理「権」だ!
それに、「イチャモン」とかいうんじゃない。
言葉遣いがなっとらんな。
そんなんでは合格できんぞ!
-----大声で-----
---次話へ続く---
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