世界を切り取って認識する<行政書士ってナニ? 言語限界論>5・言語運用能力
世界の認識
意思の表明vs結果の保証
秘密は守ります。
ってのは、私(達)は秘密を守ります。
って意味だ。
そうすると、
秘密は守られます。
という日本語との違いも分かるだろ?
秘密を守る意思はしっかりとありますよってことだな。
じゃ、秘密は守られます。との違いは?
だと結果として秘密は守られます、って聞こえます。
秘密は守ります(秘密を守ります)よりももっと秘密を大切にしてますって響きがあります。
秘密は守ります。
は、秘密を守るという意思の表明に過ぎず、その結果秘密が漏れることがあるかもしれませんが、その時はごめんなさい、みたいなニュアンスがある。
だが、
秘密は守られます。
だと、結果としても秘密を守ります。絶対に秘密を漏洩させません!という意味合いが強くなる。
言語運用能力
正確に表現したとしても、相手に正確に伝わっているかはまた別の問題となるし。
話者間の日本語力がかみ合わないと、話しても分かり合えないことになる。
とはいえ、これは、言語の運用能力の問題だな。
言語の限界の話ではない。
言語の限界ってことで言うと、たとえば、人の顔の容貌を言語で表現するってことを考えてみると、言語の限界がわかるはず。
いくら言葉を尽くしても尽くしても、その表現から表現された顔を想像することは難しいはずだ。
世界の認識手段
そこに言語の限界があるんだよ。
RIEには理解不能です。
RIEを置いて先生の遊園地ジュンク堂行ってる場合じゃないんですよ!
RIEも遊園地連れて行って!です。
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でもだな、言語の限界の問題をわきに置いたとしてもだな、話し合いを妨げる心理ってのがあるからなぁ…
---次話へ続く---
前回の記事もご一読いただけると幸いです。
秘密は守ります<行政書士ってナニ? 言語限界論>4・違い
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
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