無料相談を利用する心得、有効活用術<行政書士ってナニ? 無料相談会編>3
- 真栄里
- それに加えて、我々相談員を困らせているのが…
- 真栄里
- 相談者自身がどうしたいかわからない、ということなんだ。
- RIE
- 何か問題があるから相談に来るんですよね?
どうしたいかわかっているんじゃないですか? - 真栄里
- 意外にそうではなかったりするんだ。
- RIE
- 話も聞きながら、どうしたいのかも聞くということですか?
- 真栄里
- そういうことになる。
- RIE
- 時間がいくらあっても足りないですね。
- 真栄里
- そう。
全く解決しないままで帰ることになる。 - RIE
- やっかいですね。
- 真栄里
- だから、そういう相談者は別の相談会にも行くことになる。
別の相談会でもさっきの繰り返しとなるから、解決しないまま帰ることになる。
不幸なことに問題が解決しないルートをひたすら繰り返す羽目になってしまうんだ。 - RIE
- どうにかならないんですか?
- 真栄里
- 時間制限のある無料相談の限界かもしれん。
時間をしっかりとってもらえる有料相談を考えるべきかもしれない。 - RIE
- それができれば初めからそうしているはずですよ!
- 真栄里
- だったら無料相談を利用する心得、有効活用術みたいなのを知っておく必要があるだろうな。
- RIE
- それは何ですか?
- 真栄里
- 2つある。
・事実を端的に説明する。
・何がしたいのかをはっきりさせる。この2つが明確であれば30分でかなり解決するはずだ。
それに、できれば、事実関係図も事前に作っておくとさらに良い! - RIE
- …
あの~、それができるのなら相談に行く必要もないような気がしますが? - 真栄里
- まぁ、たしかにそうかもしれないが…
だが、酷なようだが、無料相談で実のある解決策を得るには、相談者自身がある程度の労力(時間的、頭脳的)を払う必要がある。
もし、時間・頭脳を使いたくないのなら、お金を使う有料相談しかないだろうな。
選択と決断が必要になる。
---次話へ続く---
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