沖縄は墓地が少ないと思いませんか?<行政書士ってナニ? 墓地・埋葬編 1>
- RIE
- そういえば先生、お盆はどうでした?
- 真栄里
- 普通だよ。
親戚で集まってご飯を食べて近況を話して子供達がうるさくて・・・ - RIE
- え?
先生、未婚なのに子供がいたんですか!? - 真栄里
- おいおい!
文脈からして親戚の子供に決まってるだろ!
何言ってるんだよ(怒)。 - RIE
- ジョーダンに決まってるじゃないですか!
驚きすぎです。
さては身に覚えがあるん・・・ - 真栄里
- そんな無責任なことはしません!
- RIE
- もしかして、
責任取るのが嫌で結婚しないんですか? - 真栄里
- 逆、逆!
責任を取る気は満々だけど、相手がいないんで・・・ - RIE
- 世の中女性はたくさんいますよ。
世界人口に占める女性の割合は、2010年で49.6%です(農林水産省のデータ)。
2010年、日本では、日本人人口のうちの約51%が女性です。
結婚相手はたくさんいます! - 真栄里
- まぁ、数字上はそうなるだろうが・・・
- RIE
- とはいえ、結婚相手は、自分の行動範囲内にしかいませんからね。
先生の結婚相手はもういるんですよ。
あとは先生の気持ち次第です。
もっと素直になるべきです(私に)。
そしたら幸せになれます! - 真栄里
- ・・・宗教?
- RIE
- さて先生をいじったところで、本題です。
沖縄は墓地が少ないと思いませんか?
公園墓地とかありますけど、入れないって聞きますよ。
墓地を増やせばいいのに! - 真栄里
- “墓地を増やせ”
って言っても簡単じゃないんだよ。 - RIE
- 広い土地を用意して募集すればすぐいっぱいになりますよ。
- 真栄里
- こんな狭い沖縄に広い土地を用意することは大変だぞ!
それに、広い土地が用意できたとしても、直ぐに墓地として使えるわけじゃないからな! - RIE
- え?
どうしてですか? - 真栄里
- それは、「許可」が必要だからだよ。
- RIE
- また「許可」ですか~。
墓地を作るにも「許可」がないとだめってことですよね? - 真栄里
- そうだよ。
- RIE
- 本当ですか?
RIEがさっき先生をいじったからって仕返しで適当なこと言ってません? - 真栄里
- RIEじゃないんだから大人の私はそんなことはしません。
『墓地、埋葬等に関する法律』っていう法律がちゃんとあるんです。 - RIE
- へぇ~。
いろんな法律があるんですね。
さすが法律大好き真栄里先生! - 真栄里
- これも仕事だからだよ!
「墓地・・・を経営しようとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない」(墓地、埋葬等に関する法律10条1項)んだ。
この法律のことを、これからは墓地埋葬法ということにしよう。 - RIE
- やっぱり墓地埋葬法をみないとダメなんですか?
- 真栄里
- 当然!
法律の基本的考え方に基づいて申請事項が決まってくるから。
基本が大事なんだよ、基本が! - RIE
- なるほどね。
基本ができていないから先生は結婚できないというわけですね。
納得です。 - 真栄里
- はぁ?
- RIE
- 今日の私、何か変わってません?
髪の毛を切ったんですけど・・・ - 真栄里
- あ、あ~
- RIE
- そこなんですよね(怒)。
基本的なことですよ。
褒め言葉の一つや二つは言えないと! - 真栄里
- RIE以外にだったらいくらでも言えるんで・・・
- RIE
- はっは~、
さてはRIEを褒めるのが恥ずかしいんですね。
なるほどなるほど。
好きな人にケンカを売る小学生の心理ですね。
うんうん。
それだったらしょうがないです。
真栄里先生は正常です。
良かったですね。
私の心配も杞憂だったわけです。
---次話へ続く---
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