無能<行政書士ってナニ? 聖書翻訳編>4・忖度
忖度
この資料を作成してほしんだが、私は娘の誕生日会があってどうしても帰らないといけないんだ。
ただ、君たちもそれぞれ予定があるだろうから残業してくれとは言えない。それぞれ予定があるなら、予定がなくても帰る権利が君たちにはある。
ただ、そうなると私は明日の午前5時には会社に来て始業時間までに資料を作成しなくてはならなくなる。
あ、いやいいんだ。それが上司たる者の責任だからな。全然問題ない。
とはいえ、ここ一週間、今日の娘の誕生日に残業しないように始業時間の3時間前には出社していたから結構疲れているというのはある。
いや、いいんだ、それが上司というものなんだから…
って…
実質強制
そういわれて帰れる部下はいないかもですね。
とはいえ、
RIEは帰ります。
残業命令じゃないんですよね?
では、失礼します、って。
まぁ、RIEならそうするか。
上司なんですから、部下に残業してほしいんだったら残業を命じればいいんです。
それをもってまわって事実上強制するような言い方しかできないんだったら上司になってはいけないと思います。
何のために上司に権限があるんですか?
行使すべき時に権限を行使しない上司は無能以外のなにものでもありません。
RIEと変わるべきです!
だが、日本ではそういったことが日常いたるところで行われているだろう。
忖度ってやつもそうだし。
正論が通じにくいのが日本なのかもしれんな。
忖度
とかいうような話ですか?
RIEからすると、そういう空気を誰が作り出したんですか?って話だと思いますけど??
その空気を作り出すために、治安維持法とか色々な法を整備しましたよね??
忖度は嫌いです!
本当に言いたいことを言葉として明言するのではなく、その場の状況や当事者間の関係性に語らせるという…
RIEは、言葉どおりに、文字どおりに、額面どおりに受け取りますから。
先生も気を付けてくださいよ?
RIEに忖度を望まないように。
あえて、忖度はしませんから!
---次話へ続く---
実質命令<行政書士ってナニ? 聖書翻訳編>3・選択
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沖縄在住の特定行政書士、真栄里です。
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